でも、FX

ぐっさんの検証記録ノート

シュワッガーのテクニカル分析

シュワッガーのテクニカル分析 (ウィザードブックシリーズ)

本書タイトルの通り「テクニカル分析」を
詳しく解説してある一冊。

まず、序盤「part1」部分では
トレンドラインの引き方から
チャートパターンの解説まで
基本的な事を丁寧に説明してあります。
もちろん新しい発見もあるかとは思いますが、
ある程度の経験がある方はこのパートは
飛ばしても大丈夫かと思います。

そして、
是非ご一読いただきたいのが、
中盤の「part2」部分。
第11章では、様々なパターンの「だましシグナル」が
取り上げられており脱初心者への道標となるのではないでしょうか。
中でも面白いのが第12章の、それまでのパターンを踏まえた上での「練習問題」で
根拠をしっかり持って戦略を立てることにより、
気付きやアイデアを得るよい勉強になるのではないかと思います。
ただし、本書にもそのことについては言及されていますが、
このだましシグナルの概念も永続的なものではなく、
新しいパターンや価値に対して動的に対応することが重要です。

注意していただきたいのは、決してテクニカルが全てと書いてあるわけではなく

「チャートだけに頼っているトレーダーに比べて、優れたファンダメンタルズ手法を身に付けたチャート・アナリストは決定的な優位性をトレーディングの決定で持つことになる。」
「チャートシグナルにパブロフの犬のように従うだけではトレードの成功は導けないとする懐疑的な考え方は、おそらく正しいのである。」
「チャート分析は大変主観的なものである。」
「チャート分析の各々の実践者が個人的な分析道具の組み合わせを選び、それを独自の分析手法としなければならないのである。」

とも書かれています。

「part3」以降の後半部はシステムトレードについての言及や、
付録的に金言集などがあります。
相場パターンなども具体的に言及されていますが、
あまり盲信しすぎると痛い目にあうのでご用心を。

この手の洋書には多いのですが、
バーチャートや
FXと馴染みの薄いコモディティチャート、
オシレーター、テクニカル指標の解説など
少々”とっつきにくい”部分があるかもしれません。
しかし総合的にみて、テクニカル解説の本としては
よい教科書だなと思いました。

あたり前のことですが、
この本に書かれている事が全て正解ではありません。
ただ、頭の中に基本のチャートパターンだけというより、
だましパターンなどの引き出しが多いほうが優位なのは確かです。
テクニカルの入門書から一歩抜け出たい!
もう少し深く学びたい!という方に
テクニカルの知識を深めるおすすめの一冊です。

Have a nice trade! よいトレードを!

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