でも、FX

ぐっさんの検証記録ノート

【コラム】FXの魅力

FXの魅力

FXをやる理由は人それぞれです。

「お小遣い稼ぎのため」「生活のため」「金持ちになりたい」など、色々あるかと思いますが、
その理由は大体が大なり小なり「お金を儲けるため」だと思います。
FXは通貨の売買によって差益を狙う取引ですから当然と言えば当然のことです。

その為、FXにおいてお金にならない「デモトレード」は
練習のために、ある一定期間だけおこなう人がほとんどで、
それ自体に興味を持つ人は稀ですし、
デモトレードだけをずっと続ける人もあまりいません。

確かに、大切なお金を投じる人からすると、
自分の血を流さず、何の利益も発生しないデモは
興味の対象外なのかもしれません。

しかし、
何の確証もない投資の世界で生活費を稼ごうなんて
相当の覚悟が必要とされますし、
投資に限らず、余裕を持って挑む勝負事は
ゲームを優位に進めることが出来ますよね。

私の場合、必要以上のお金儲けには興味がありませんので、
ただ純粋にFXを楽しむ事ができる「デモトレード」をやっているわけですが、
では、その「FXを楽しむ」とは何なのか?

ごくごく個人的な視点で恐縮ですが、
今回はFXの魅力について取り上げたいと思います。

政治・経済など社会に関心を持つようになる

私の場合はもともと政治・経済・歴史が好きだったので、
それが転じてFXに興味を持ったのですが、
FXをはじめてから政治・経済に興味を持つ方も多く
それまで経済の事なんて全く興味がなかったのに、
FXをはじめてから経済ニュースに関心を持つようになった
という方もよくお見かけします。

例えば、
アメリカの「雇用統計」という経済指標をご存知でしょうか?
アメリカ労働省から毎月発表される雇用情勢などをあらわす指標です。
日本には全く無縁の出来事のように思えますが、
実は、その結果は日本のニュースでもよく取り上げられています。
FXをはじめる前は気にも留めたことがないニュースでしたが、
FXに関心を持つと日本国内に限らず、
海外のニュースにも関心を持つようになります。

欧州の債務問題、難民問題、ユーロ危機、英国のEU離脱、米国の財政・金融政策、政治的問題、中東の地政学リスクや原油、東アジア情勢、などなど、
挙げれば本当にキリがないほど、市場は常に新しい材料を追い求めていますし、
特に、自分が取引する通貨が使用されている国のニュースや歴史などにも興味が湧いてきて、
もっといろいろ調べてみようという気になります。

自分自身(の感情)と向き合える

「損切した後に建値に戻った。あの時、損切りしなければ…」
「利食いした後にもっと利が伸びた。あの時、利確しなければ…」
「自分が思っていた通りに相場が動いた。あの時、エントリーしていれば…」
「強制ロスカット…。あの時、損切していれば…」などなど・・・

欲望、怒り、恐怖、歓喜、安堵、焦り、後悔、疑心

実際にトレードをするとなると、
実に様々な感情、煩悩と向き合うことになります。

投資でもよく用いられる有名な行動経済学のひとつに、
「プロスペクト理論」があります。

例えば次の質問に
自分なら、どちらの選択肢を選ぶか考えながら読んでみて下さい。

質問1:あなたの目の前に、以下の二つの選択肢が提示されたものとする。
選択肢A:100万円が無条件で手に入る。
選択肢B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。

質問2:あなたは200万円の負債を抱えているものとする。そのとき、同様に以下の二つの選択肢が提示されたものとする。
選択肢A:無条件で負債が100万円減額され、負債総額が100万円となる。
選択肢B:コインを投げ、表が出たら支払いが全額免除されるが、裏が出たら負債総額は変わらない。

(wikipediaより引用)

実験の結果は、
質問1の場合、ほとんどの人がAを選ぶそうです。
どちらの選択肢も期待値は100万円なのですが、(期待値=「見込み」の値を平均したもの)
ギャンブル性の高いBよりも、確実に100万円手に入る方が良いと考えるようです。

一方、
質問2の場合は、ほとんどの人がBを選ぶそうです。
これも、両方の選択肢とも期待値は-100万円と同額です。
Aを選ぶと確実に借金を100万円に減らすことができるのですが、
堅実性の高いAより、ギャンブル性が高くても一気に借金を返済できる可能性があるBを選んでしまうようです。

質問1と質問2の、ABそれぞれの期待値は同じなのですが、
堅実性とギャンブル性の選択においては逆の結果となってしまいました。

この結果から、
「利益は取り逃すリスクを回避して確実に取るが、
損失はリスクを負っても、そのものを回避しようとする。」
ということが分かります。

簡単に言うと
人間は利益を前にすると堅実的になり、
損失を前にするとギャンブル的になる
ということですね。

この人間心理が「損小利大」が大切と言われる投資を、
「損大利小」にしてしまい、難しくしている要因のひとつでもあります。

しかし、この「プロスペクト理論」を知ることで、
自分の感情に流されず、感情を排したトレードの重要さに気付くことができます。
論理的に物事を考える癖がつき、
ある理論に基づいたトレードを目指すようになるでしょう。

さらに「サンクコスト効果」や「コンコルド効果」など
心理学を勉強すればするほど、知らない事が出てきますし、
そのたびに自分の隠れていた感情に気付かされます。
もちろん、心理学に限らず、他にも政治・経済学など知っていると役に立つ事は多岐にわたり
これらの勉強をはじめると、その興味は尽きることはなく世界は大きく広がり、自分を成長させてくれます。

そして、自身の内面から外に目を向ければ、
今、この瞬間も世界は動いていて、歴史を刻み続けています。
FXは、まさにその瞬間をチャートというカタチで見ることができます。
世界の鼓動を肌で感じることが出来るのです。
私はチャートには世界の歴史や人間の欲望が描かれているのだと思っています。

まあ、そんな難しいことを考えなくても
単純にチャートを眺めているだけでも楽しかったりするのですが。

冒頭で挙げたように、FXに対する感じ方は人それぞれだと思います。
私なりのFXに対する魅力を挙げてきましたが、
自分なりの新しい魅力を発見できるのもFXの面白さだと思います。
新しい発見をするたびにFXの魅力は尽きることがありません。

FXは低レバで。Have a nice trade! よいトレードを!

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